「ドライクリーニング」って?・・・何?
こんにちは、讃岐屋クリーニングのしみ抜き師藤谷です。
「ドライクリーニング」って?・・・何?
皆さんそう思われたことはないですか?
「ドライクリーニング」という言葉はよく耳にしますが、実際にはどんなものなのか知らないという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「ドライクリーニング」のことを解り易くご紹介したいと思います。
「ドライクリーニング」とは、簡単に言えば「水」ではなく「溶剤」で洗うクリーニングです。
この「溶剤」というものにはいろんな種類があるのですが、当店では「石油系」の溶剤を使用しています。
解り易くいえば「灯油」みたいなものです。要は「油」です。
では、なぜこのようなもので洗うのかというと、「ウール」や「シルク」などの繊維は水に弱く、水の影響を受けると、縮んだり型崩れを起こしたりするからなのです。
しかし、「溶剤」≒「油」で洗ってきれいになるのか?と疑問に思いませんか?
ドライクリーニングは「溶剤」で洗うので、油性の汚れがよく落ちるのですが、水溶性の汚れには、たしかに弱いです。
そこで、水溶性の汚れに対して「前処理」を行うのです。
この処理をすることで、ドライクリーニングでも水溶性の汚れを落とすことができるようになります。
さらに当店の「水性ドライ」というメニューは、ドライクリーニングの洗剤の中に「水」を安定的に分散させ、縮みや色泣きの影響を与えることなく、水溶性の汚れを落とすという、画期的なメニューなのです。
クリーニング料金プラス120円(税抜)と安価なのでぜひお試しくださいね。
さらに、ドライクリーニングの特長として、「水」に比べて繊維に対して非常にマイルドで、優しく洗えるいうものがあります。
その中でも当店が使用している「石油系」は一番マイルドで、風合いを損ねることなく洗えます。
「水」の代わりに「溶剤」で洗う・・・?
「水」ならば洗濯して汚れた「水」は下水に排水します。・・・「溶剤」はどうするのだろう?
そうなんです。「溶剤」は当然、下水に流すことは出来ません。同じ「溶剤」を何回も使い
回すことになるのです。
「え~っ!?汚れた溶剤で洗ってるの?」と思われたんじゃないでしょうか?
もちろん汚れた「溶剤」では洗ってません。
一度洗って汚れた「溶剤」は、まず「フィルター」を通って毛ボコリや汚れなどを取り除き、次に「カーボン」を通って色素などの色を取り除きます。
こうしてキレイになった状態のもので洗います。
ただ、いくら「フィルター」や「カーボン」でもきっちりと管理されていなければ、
その効果は得られません。
当店では「キッチリ溶剤管理をしています。」ので安心してご利用ください。
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